夢をかなえるゾウ

おすすめの本
この記事は約6分で読めます。

この本との出会い

今回は、水野敬也さんの「本をどう読むか」をご紹介します。
この本は水野さんの三作目で200万部超えの大ベストセラーとなっています。
テレビドラマ化されて小栗旬が主演したことでも有名です。

この本は、もっと心豊かな人生をおくりたい!と思っているけど、何から始めたらいいかわからない。自己啓発本を何冊も読んでみたけど悩みが減るどころか逆に増えてきた。。。という私たちサラリーマンには特におすすめの一冊です。

水野敬也さんは、慶応義塾大学で経済学部を卒業後、たぶんですが、すぐに作家デビューされています。当時、就職活動がうまくいかず、ストリートパフォーマンスをしながら自分探しをされていたそうです。なんと「100円であなたをほめまくります」というパフォーマンス。これがウケたのか定かではありませんが、ヒット作を生み続ける作家さんというのはやはりただものではありません。

この本を読もうと思ったのはこんなことがきっかけです。

最近私は、自己啓発のために流行りのビジネス系ユーチューブをよく見ています。
成功しているユーチューバーの多くがこの本を読んだとコメントしていました。

例えば、日本最大級のエンジニアスクールを経営している「マコなり社長」も動画でもこの本を紹介されていました。

そんなユーチューバーたちがみんな言うんです。

人生で成功したいんだったらまずこれを読めと。

目次がない。いきなり本文が始まる本

この本は、変われない自分に悩むサラリーマンの青年が、ゾウの形をした神様(ガネーシャ)から29項目の教えをうけ、それを実行し人生を変えていくという物語です。

この本、ちょっと変わった本で、ふつうまえがきがあって、目次があって、本文が始まると思うんですが、表紙をめくるといきなり本文が始まります。

いつもだったら、まえがきと目次を読んだら「ハイハイこんな感じね」と流れをイメージできるんですがこの本はそれができません。

だから逆にどんなことが書いてあるのかすごく気になる。次のページをワクワクしながら読ませることがうまい本だなと思いました。

ゾウの神様(ガネーシャ)の関西弁がリアルでおもしろい

この本、なんといってもゾウの神様(ガネーシャ)のキャラクターが最高です。

なぜか関西弁なのです。それも超リアルな関西弁。

私は関西出身です。よくテレビドラマで変な関西弁を使っているのを見て、「それ関西弁ちゃうで!」とつっこみを入れたくなります。あなたも関西人ならこの気持ちわかるでしょ。

ガネーシャの超リアルな関西弁は読者が関西人ならスーッと入ってきます。
もしかして関西以外の地域の方は理解に苦しむ表現があるかもしれません。

そして、なによりガネーシャの人柄(ゾウなのでゾウ柄、神柄か?)が変すぎて、テレビのお笑いコント見ているよりもずっとおもしろい。ほんとうにおもしろい。

いっぺん読んでみたらめっちゃおもろいゆうのわかるでぇ。
私も関西弁で書評したくなります…

ガネーシャが教える夢をかなえるための29の課題

本文では青年サラリーマンとゾウの神様(ガネーシャ)との出会いから始まります。

青年サラリーマンは、突然現れた変なゾウのガネーシャに驚きながらも、ガネーシャから「夢をかなえる方法をおしえたる」と言われて、疑心暗鬼になりながらもそれに乗っかってみようとなり物語が進んでいきます。

ガネーシャは、アイザック・ニュートン君をはじめとした、歴史上の偉人を成功させてきたという神様の実績をひけらかしながら「しゃーないなぁ、教えたろかぁ」と夢をかなえるための29の課題を青年サラリーマンに伝えていきます。

一つ目の課題は、靴をみがく。です。

超簡単なことです。

そしてそのあとの課題も、やろうと思えば誰でも簡単にできる課題をガネーシャが青年サラリーマンに日々のドタバタ劇を繰り広げながらひとつひとつ伝えていきます。

この本の読み方

この本にある29の課題は、どれもやろうと思えば誰でも簡単にできることです。大金をはたかないと出来ないということではありません。ちょっと恥ずかしいこともありますが恥ずかしいだけです。

P22~23とP258~260に「本書の使い方」が書いてあります。
実はここが一番大事なポイントのように思います。本文を引用します。

これらの課題はガネーシャの言うとおり、過去に大きな仕事を残した偉大な人たちが通過した課題でもあります。実行し、その効果を実感してください。

P22

ガネーシャはこう言いました。
「自分の教えなど過去の成功書に書いてある」
人間の長い歴史において、どうすれば人が成功するか、そのことはもう解明されているのです。

P258~259

ガネーシャの教えにはあなたを変えるだけの力がない。
なぜならあなたが変わるにはあなたの決断とあなたの行動が必要だからです。
本当に必要なのはガネーシャの教えではなく、あなた自身の行動であることをガネーシャは知っています。

P260

身近にいる一番大事な人を喜ばせる。という課題があります。

これを実践するのは何とも気恥ずかしいですが、やったとしても「あんたどないしたん。気持ち悪いんやけど」といわれるぐらいで、人間関係がおかしくなるということはありません。

でもいままでの自分を振り返り、両親や妻に対してやっていたかどうか?

禅にも通じる29の課題とガネーシャの教え

そして、この本に29の課題はほとんどが禅にも通じます。

たとえば、一つ目の課題。「靴を磨く」

これは「脚下照顧」ですね。

そして、先に引用で紹介したP258~260のこと。これはまさに禅宗の開祖である達磨大師(だるまだいし)のことばそのものです。

すべての人が進むべきを知っているが、 わずかな人だけがその道を歩く。

本を読んで学ぶことは重要です。ですがそれだけでは変われないし、成功もできない。
本当に重要なのは、やることであり、それを続けることである。と言っています。

変わりたいサラリーマンは読んでください

  • 今まで自己啓発本を山ほど読んできた。
  • セミナーも受けに行ってみた。
  • 最近流行りの自己啓発系ユーチューブも毎日見ている。
  • だけど全然変われない。
  • でも変わりたいし成功したい。

こんなサラリーマン。結構多いんじゃないでしょうか?

そういう自分もいままでたくさん自己啓発本を読んできました。

読んでいるときは「なるほどなぁ~」となんか自分が変わったような気になったりしたもんですが、結局は何も変わっていない自分があったりしたわけです。

この本も「変わるための29の課題」だけ見ると巷にあふれる自己啓発本と同じです。

ですが、「やる」人は一握りで、「変われる」人も一握りだ。という現実もこの本ではズバッと教えてくれています。

だから、本当に変われるかも?と思わせてくれるのです。

せやから変われへんのや。思ただけやったらか変われへんっちゅうてるやん

同志のサラリーマン諸氏。検討を祈ります。

コメント