いまの一当は、むかしの百不当の力なり、百不当の一老なり

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曹洞宗の開祖「道元」の主著「正法眼蔵」のなかにある言葉です。
人が弓で的を射ることにたとえてこのように言っています。

弓で的を射ようとしても一向に当たりません。しかし、その当たらない矢をあきらめずに何本も放って修練を積むうちに、その修練の力によってやがて当たるようになるのです。その的を打ち抜いた一当は、それまでの百不当の力であり、百不当の蓄積なのです。

曹洞宗大本山総持寺より https://www.sojiji.jp/info/hyogo/1108.html

私たちは、ついつい結果をすぐに求めようとしてしまいます。

営業職をしていると今年の売り上げ、今月の売り上げ、今週の売り上げ、今日の売り上げを常に求めて、その成果によって結果を判断しています。これは事業を行う上では当然のことであります。

結果を急ぐあまり押し売りになっていないか?相手がまだ買いたいという気持ちになっていないのに、売上の結果を急ぐあまりにこちらの事情だけを押し付けていないか?

こんなことを繰り返していると信用を無くしますし、こんなことをされた相手は二度とその会社のサービスや製品を買いたいとは思いません。できれば関わりたくないと思ってしまいます。

将来のお客様になってくれる人に私たちのサービスや製品を弓矢で的を射るように遠くから根気よく打ち続ける。これは現代で言うと、WebやSNSで情報発信をすることにつながります。

今、ほとんどすべての情報がネット上にあります。人はその情報の中から自分に関心のある情報を取捨選択して拾っています。

私たちはその人の関心にマッチする情報を遠くから発信し続けると、関心のあるその人に情報が届き、相手から連絡がくるのです。こちらから無理やり押し売りしないでも連絡は来るのです。

つまりは、弓矢を百当放つことが先ということです。その後に、ようやく一当を打ち抜くことができる。お客様から連絡が来る。これをしないで売り上げを期待することなどできません。

結果を先に求めず、根気強く情報発信を続ける。

道元の教えを参考にして、一歩一歩進んでいきましょう。

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