【調身・調息・調心】豊かな時間を作るためにただ座る

健康と睡眠
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みなさん今年の大型連休はどのように過ごされているでしょうか?

日々頑張っているサラリーマンの方は、例年ならどこかへ旅行にいったり、アウトドアで楽しんだりといったところですが、今年は巣ごもり生活を余儀なくされています。

せっかく家にいるのだから時間があるのだから何か新しいことをやろう…と少し前向きによっこらしょっと気持ちを持ち上げようとするのですが、連休は刻一刻と過ぎていくばかりで、一向にその何かに踏み込むことができないでいる。
というようなことはありませんでしょうか?

調身・調息・調心 ちょうしん・ちょうそく・ちょうしん

この言葉はご存の方も多いかと思いますが、座禅をするときに基本となる三つの要素のことですね。
調身とは身を調えること、調息とは呼吸を調えること、調心とは心を調えること。

座禅を行う時は、まず結跏趺坐(または半跏趺坐)という座る型をつくります。次に深く呼吸をして息を整えます。身体と呼吸を正しく整えられるようになれば、自然と心が整ってきます。そのためにも安定した姿勢を身に着けることが肝要です。特に道元が開祖といわれる曹洞宗では正しい姿勢でただ座ることが目的とされています。

近年欧米で盛んにおこなわれているマインドフルネスという瞑想もこの調身・調息・調心を基本として行っているようです。

さて、時間はたっぷりあるんだけど、何か気が乗らない、やりたいことはあるにはあるんだけど今一つ気が乗らない。

毎日同じ時間に会社に出勤しアサインされた仕事をして「もう少しやっておこう」と残業をしてくたくたになって夜遅くに家路につく。そして、家に帰ると、やりきれない気持ちになって、ちょっと一杯飲んで、明日の会社のことが気になるからそろそろ寝ようと風呂に入って寝る。そして眠れない夜もふと気づくと朝になっている。気が付けば、いつも同じ周りに長されるだけの毎日の繰り返し。

こんな毎日を繰り返して、かれこれ何十年という方も多いのではないでしょうか?
私も最近まで同じような生活を繰り返ししていました。

しかし、禅に巡り合って座禅に取り組むようになって少しづつ毎日の繰り返しに変化が起こってきました。それは良し悪しどちらともとらえられる変化です。

今年の4月には降格人事により管理職から第一線の営業職へと変わりました。これにより会社での役割が大きく変わったのですが、最も変わったことは会社での立場というよりも自分という存在をより強く意識するようになったことです。

それまでの会社へ貢献しているという自負心は、会社への依存心だったということにもあらためて気づかされて、それからは、自分という個人がどれだけ会社に貢献できるか、そして家族に貢献できるか、社会に貢献できるか、そんなふうに広い視野で物事をとらえることを心掛けるようにりました。

私はまだ座禅の初心者なので、座禅の本来の在り方である「只管打坐(しかんたざ)」、何も考えずにただひたすらに坐るということを実践できていませんが、座禅によって少しずつ心を整えられるようになりました。

心が整えば、日常のサラリーマン生活でどんなに疲れていたとしても、本来やりたいことやるべきことに取り掛かるスピードが速くなります。これをやろうと思ったことにすっと取り掛かれます。

時間がないから…という人には、簡単に取り組める椅子座禅がおすすめです。枡野俊明和尚の著書「生きるのが楽になる椅子座禅」にその方法を詳しく説明してくださっています。私はこの椅子座禅を毎日1分朝と晩に行っています。息を整えて、ひとーつ、ふたーつ、、、と十まで数えるとちょうど1分ぐらいになります。これだけでも少し心が整った気分になるのです。

ただ座るだけなんて時間がもったいない。と思うかもしれませんが、1分だけでも座ってみると、その何倍もの「心豊かな時間」が生まれます。

枡野俊明和尚の椅子座禅は特におすすめです。

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