サラ禅の道潤です。
日本はコロナウイルスの影響が増大し大変な状況となのっていますが、
今だ「非常事態」という意識が希薄な人が多いことを危惧しております。
今の状況に憂いているばかりでは何もかもうまくいかなってしまいます。
こんな時だからこそ、今の状況にしっかりと対応しつつ、
今だからできることを、時間を大切にやっていこうと思います。
このブログもその一つです。
禅語にこんな言葉がありました。
逆風張帆 ぎゃくふうちょうはん
意味は文字通り、
「逆風にも帆をはり風を掴んで前に進む帆船のように」
ということだそうです。
私は若いころにウインドサーフィンをやっていたので
その意味がよくわかります。
順風の時はもちろん帆をはるとスイスイ進むのですが、
風をはらみ過ぎて逆にバランスを崩すことがあります。
逆風の時は帆を張ればジグザグに少しずつですが前に進むことができます。
帆のバランスをとれば逆に安定して前に進めるのです。
実は全く無風の時が一番大変なのです。
帆を張っただけでは全く進みません。
えっちらおっちらと帆を自分で動かして進むしかありません。
ヨットの場合はオールで漕ぐしかないでしょう。
今の世界的に危機的な状況が起こっています。
今移動制限を行うことは重要なのですが、それだけでは前に進めません。
この時だからできることはないか?逆風に帆を張って進むことはできないか?
今はそれを考える時だと感じています。
おそらくインターネットの活用がさらに加速するでしょうし
世の中のビジネスの形、暮らし方が大きく変化することになると思います。
この状況に何もしない人と逆風に帆を張りジグザグと進む人との差は
大きく開くことになるはずです。
このブログを書きつづけて後世に自分の生きたしるしを残すこと。
このことを必ず途切れることなくやっていこうと決めています。
人々に甚大な被害をもたらしたコロナウイルスですが、
こんな状況だからこそ自分の決意をさらに固くしています。
順風満帆という言葉もありますが、
逆風張帆のほうが私にはあっているようです。
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